WALKING-BLEACH

ウォーキングブリーチ治療

神経を抜いて変色した歯のホワイトニング「ウォーキングブリーチ」とは

神経を抜いた歯(失活歯)が変色してしまう事はよくあります。
特に前歯でこの現象が起こってしまう、変色歯と周囲の歯との色の違いが目立ってしまい、見た目の印象という点で支障が出てしまいます。失活歯の変色は通常のホワイトニングだけではこの変色を改善することは難しいです。
ウォーキングブリーチとは失活歯の内部に漂白剤を入れて、内部から変色を除去して、歯の白さを取り戻す治療法です。

失活歯が変色してしまう原因

 失活歯(神経を抜いた歯)が変色する主な原因は、歯の内部での化学的・生物学的な変化によるものです。

1.歯の内部に残った血液や組織の分解

・神経を除去する際、歯髄や血液が完全に除去されない場合、それらが分解して歯の内部で色素を形成します。

・この色素が象牙質に浸透し、歯が暗い色(灰色や茶色)に変化することがあります。

 

2.歯内治療で使用した材料の影響

・根管治療で使用される充填材や薬剤(たとえば酸化亜鉛ユージノールや一部のセメント)が時間とともに変色を引き起こすことがあります。

・また、治療中に使用された消毒薬(たとえば次亜塩素酸ナトリウム)の影響で変色が生じる場合もあります。

 

3.象牙質の変化

・失活歯では、神経がないため栄養供給が停止し、歯が「死んだ状態」になります。

・この結果、象牙質が徐々に硬化し、透明感が失われ、黄ばみや灰色がかった色合いになることがあります。

ウォーキングブリーチの治療法

失活歯は歯の裏側に以前の治療時に開けた穴があります。ウォーキングブリーチは、その穴から歯の内部に漂白剤を入れ、それを何度か交換して歯を白くしていきます。

ウォーキングブリーチの費用

ウォーキングブリーチ(1回) 3,300円

(表示価格は税込)