TEETH-GRINDING
歯ぎしりは、歯を無意識にこすり合わせたり、食いしばったりする行為で、特に睡眠中に多く発生します。この現象は「ブラキシズム」とも呼ばれ、さまざまな要因が関係しています。
1.ストレスや不安
ストレスや不安を感じていると、無意識に歯を食いしばることが多くなります。
2.かみ合わせの問題
歯並びやかみ合わせが悪い場合、顎に不均等な負荷がかかることがあります。
3.睡眠に関連する要因
睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害が歯軋りの一因となることもあります。
4.生活習慣
カフェインやアルコールの摂取、喫煙が歯ぎしりを悪化させることがあります。
– 顎の痛みやこわばり
– 頭痛、特にこめかみ付近の痛み
– 歯のすり減り、破損、欠け
– 歯茎や顎関節の不快感
– 睡眠の質の低下
– ストレスを減らす:リラクゼーション方法として、ヨガ、深呼吸、マッサージなどが効果的です。
– マウスピースの使用:歯を保護するために、夜間にマウスピースを装着することが有効です。
– 歯科治療:かみ合わせの問題が原因の場合、歯科医が適切な治療を提供します。
– 生活習慣の見直し:カフェインやアルコールの摂取を減らすことで、症状が改善することがあります。
IM’s DENTAL CLINICでは上記の対処法に加え、ボトックス治療による歯ぎしり対策を行っております。
歯ぎしりに対するボトックス治療は、歯ぎしりや食いしばりの軽減に役立つ治療法の一つです。ボトックスは、筋肉の動きを一時的に抑える薬剤で、顎の筋肉に注射することで、無意識に起こる筋肉の過剰な動きを和らげることができます。
歯ぎしりは主に顎の筋肉、特に咬筋(こうきん)の過剰な緊張によって引き起こされます。ボトックスをこの筋肉に注射すると、筋肉の動きが抑制され、歯ぎしりや食いしばりの頻度が減少します。ただし、ボトックスは筋肉の活動を完全に止めるわけではなく、筋肉の緊張を弱める程度なので、噛む機能は維持されます。
・歯ぎしりによる顎の痛みや歯への負担を軽減することができます。
・筋肉の収縮が抑えられることで、顎にかかる負担が減ります。
・顎の筋肉が徐々に小さくなることで、顔が細く見える場合もあります。
1. 歯科医が症状を確認し、治療が適切かどうかを判断します。 2. 咬筋に少量のボトックスを注射します。処置は短時間で終わり、通院は不要です。 3. 数日から1週間で効果が現れ、効果は通常3~6ヶ月持続します。必要に応じて再注射を行います。
- 手術などと違い、注射のみで治療が可能です。 - 治療後すぐに通常の生活に戻ることができます。 - 効果は一時的で、継続して治療を行う必要がありますが、効果が消えると元に戻るため大きなリスクは少ないです。
- 効果は一時的なので、定期的な治療が必要です。 - 注射後に腫れや内出血が起こることがありますが、数日で治まります。 - 噛む力が少し弱まることが稀にありますが、生活に大きな影響を与えることはほとんどありません。 ボトックス治療は、歯ぎしりを軽減する方法の一つとして有効です。特に、他の治療法が効果を発揮しなかった場合に、選択肢として考えられる治療法です。
左右20単位ずつ 35,000円(税込38,500円)
(表示価格は税込)