また、歯の磨き方が適切でない場合や加齢により歯肉が下がった場合も、象牙質が露出し知覚過敏が引き起こされることがあります。治療方法としては、知覚過敏用のコーティング材を露出した象牙質部分に塗布する事や、歯に過度な力が加わらないようにマウスピースを就寝時に装着する事などがあります。知覚過敏用の歯磨剤も効果的です。
食いしばり
また、酸性度の強い飲み物や食べ物はエナメル質を溶かしてしまうため、それらを摂取する頻度には注意が必要です。
研磨剤が多く含まれている歯磨剤も、歯の表面の着色を落とす効果は高いのですが、その研磨剤によってエナメル質が削れてしまうので注意が必要です。
研磨剤が配合されていない歯磨剤も多く販売されていますのでエナメル質の下層の象牙質が露出しないよう努めることが知覚過敏症を予防する上で重要です。
ご自身ではなかなか歯がしみる原因を特定することは難しい事が多いので、一度来院されての検査をお勧めします。