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IM’s Dental Clinicの6つの安心 3

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3 まずは予防から。虫歯、歯周病、歯並びもメンテナンスを重視

当院が行う治療は、患者様が口腔内で今現在感じている痛みや不具合を取り去るという事が目的ではなく、患者様が長期的に健康な歯で食事が摂り続けられるように導き、より幸せな人生を送っていただくことが目的であると考えています。虫歯治療、歯周病治療はそのための手段であり、いかに患者様の将来のために、口腔内の健康を維持していくかを常に考えるように心掛けています。

口腔内の健康を保つ上で、定期的な歯の検診やメンテナンスは非常に重要です。
定期的な歯の検診

定期検診によって虫歯や歯周病の問題を早期に発見する事ができます。虫歯を早期に発見する事ができれば、治療も簡単なもので済む事が多く、治療で歯を削る量も最小限に留めることができます。

1 虫歯予防

歯科医院で行われる虫歯治療は主に「歯を削る」、「歯を抜く」といったもので、削った部分に人工の詰め物や被せ物を入れる事を行います。その人工の詰め物・被せ物も一生使い続けられる物は無く、歯から外れたり、詰め物の下のセメントが劣化し、そこに虫歯ができてしまいます。その場合、また再び歯を削り、更に大きな詰め物を作らなければいけなくなります。

長期的にこのサイクルを繰り返してしまえば、患者様の歯がどんどん無くなってしまうという事が言えると思います。

虫歯予防

一度削ってしまった歯は元には戻りません。定期的な検診とメンテナンスにより、いかに虫歯のリスクを下げ、歯の治療の回数を少なくするかが長期的に歯を残していく上で最重要であると考えています。

2 歯周病予防

歯槽骨がなくなってしまった場合

歯周病によって歯を支える歯槽骨がなくなってしまった場合、歯の支えが無くなり、歯がグラグラ揺れてしまったり、歯肉の腫れ、出血が続きます。一度なくなってしまった歯槽骨をもとに戻す事は難しい事が多いため、いかに歯槽骨がなくなる前に歯周病の兆候を発見し、対処するかが重要になってきます。

歯周病が全身に与える悪影響

また、歯周病が全身に与える悪影響も近年明らかになってきました。

歯周病が全身に与える悪影響

心筋梗塞・狭心症・脳梗塞

歯周病原因菌による刺激で動脈硬化を促進する物質が出る事が分かってきています。そして、動脈の内壁にプラークが溜まり動脈の通り道が細くなります。そのプラークが剥がれ血栓ができると、血管の細いところに詰まり、狭心症や心筋梗塞のリスクを上げてしまいます。歯周病の方はそうでない方に比べ2.8倍脳梗塞のリスクが高くなると言われています。

心筋梗塞・狭心症・脳梗塞
糖尿病
糖尿病

全国に糖尿病患者は約2000万人以上いると言われています。歯周病は糖尿病の合併症の一つであると以前から言われてきました。糖尿病患者の方はそうでない方に比べて歯周病に罹患している割合が高いという疫学調査が多数報告されています。 さらに最近では歯周病が糖尿病を悪化させてしまうという逆の関係も明らかになってきました。詰まり歯周病治療で口腔内の状態が改善すると、糖尿病も改善することが分かってきています。

低体重児出産

妊娠している女性が歯周病に罹患している場合、そうでない妊婦さんに比べて7倍以上の低体重児出産のリスクがあるという事も分かってきています。その危険率は飲酒や喫煙などに比べても遥かに高い数字です。生まれてくる元気な赤ちゃんのためにもしっかりとした歯周病予防を行う必要があると考えています。

糖尿病
参照元:NPO法人日本臨床歯周病学会 歯周病と妊娠
誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎

日本人の死因の中でも最近増えてきたのがこの誤嚥性肺炎です。飲食物を誤って気管や肺に飲み込んでしまい、口腔内細菌によって引き起こされる肺炎です。誤嚥性肺炎の主な原因菌は歯周病菌と言われており、歯周病予防が誤嚥性肺炎の予防に繋がると言われています。

このように歯周病は口腔内だけの問題ではなく、全身疾患に密接に関連しています。当院では歯周病予防によって患者様の全身の健康に繋げることを常に心掛けており、皆様に長く快適な生活を送っていただきたいと思っています。

3 歯並び治療のタイミングについて

歯並びの問題も適切なタイミングで治療をする事ができれば、将来の大掛かりな矯正を回避できたり、非抜歯で矯正治療が可能な場合があります。

治療のタイミング

また、昔矯正治療を行っていて、徐々に歯並びが後戻りを起こしてきてしまっている場合、早めに矯正治療を行う事ができれば、ごく短期間でまた綺麗な歯並びを取り戻すことが可能です。

当院には常勤の歯科医師、歯科衛生士が複数名在籍しており、それぞれが持つ専門的な知識による指導と、知識に基づいて行う丁寧な処置でお口の健康を守るお手伝いをいたします。

歯の治療と定期的にメンテナンスにかかるコストの比較

コストの比較

検診のために定期的に歯科医院に来院し、歯のメンテナンスを受けるという事は余計に費用がかかるのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、歯が痛くなった時だけ来院しその度に治療を行う患者様が、定期的に歯のメンテナンスを行っている患者様に比べ、トータルの歯科にかける医療費が高いと言われています。

また、上述したように、口腔内を健康に保つことは全身の健康にも繋がりますので歯科以外も含めた障害医療費も節約になると言われています。