5 お子様と安心して来院できる歯科医院です
小さなお子様の治療は不安であるという事はもちろん、自分が歯科医院に来院したくてもお子様と一緒だと治療が受けにくいのではないかなどと心配になる事があるかと思います。
当院ではお子様が歯医者嫌いにならないように居心地の良い院内環境や専門的な治療を心掛け、保護者様が安心して治療に臨めるようにキッズスペースやベビーカーと一緒に入る事ができる完全個室をご用意しております。
お子様の将来の口腔内の事を考えて、単に虫歯を治療するだけではなく、予防歯科、歯並び治療などトータルにサポートさせて頂き、お子様の健全な成長をお手伝いさせて頂きます。
お子様一人一人に合わせたお口のトータルサポート
1 お子様の将来を見据えて、虫歯予防を重視します。
虫歯をただ治すだけではなく、虫歯にならないように虫歯予防処置や歯磨き指導を行います。お子様の虫歯になりにくい口腔内環境は保護者様からの一生ものの贈り物です。当院でそのお手伝いをさせて頂ければと思います。
1歳半から2歳の時期に開く「感染の窓」
子供の虫歯を予防する上で非常に重要な時期があります。専門的には「感染の窓」と呼ばれており、具体的には1歳半〜2歳と言われています。この時期にしっかりと虫歯予防を行うことができるかどうかで、お子様の将来の虫歯の本数が変わる事が分かってきています。
口の中には虫歯菌以外にも多くの細菌が存在し、虫歯菌が口腔内細菌の中でどれくらいの割合を占めるかはこの時期に大方決まると言われています。もちろん虫歯菌の割合を低くする事ができれば、将来の虫歯発症のリスクは下がります。
この「感染の窓」が開いている時期にきちんとした虫歯予防を徹底すれば、虫歯菌が定着しにくくなり、口腔内の虫歯菌が占める割合を小さくする事ができるため将来的に虫歯が発症するリスクが低減することが確認されています。
フッ素による虫歯予防
フッ素による虫歯予防は永久歯にも効果がありますが、生えたばかりの乳歯に対する効果はより高いと言われています。
フッ素は歯質を丈夫にして酸に溶けにくくする効果と、食事によって歯から溶け出したミネラルが補修される「再石灰化」の促進効果があります。虫歯予防のためにフッ素を利用する事は非常に有効な手段です。
フッ素による予防法は、フッ素配合歯磨剤、フッ素洗口剤、フッ素ジェルなど様々あります。お子様の年齢に適した適用法、フッ素濃度がございますので、当院で保護者様にご説明、ご了承頂いた上で予防処置に利用しております。
2 原因から治す歯並び治療で健全な顎の成長を促す
お子様の歯並びの問題は遺伝的な原因もありますが、口呼吸や舌突出癖、指しゃぶり、口唇の筋肉の弱さ(ポカンと常に開いた口)といった習癖が原因でも起こります。そのような悪習癖の改善を行わないまま、歯並びだけを治しても、原因に対するアプローチを行わなければ結局元の歯並びに戻ってしまいます。
また、顎の骨が成長する前に、必要な矯正治療を行うことで健全な骨の成長を促すことができるため、適切な時期に適切な矯正治療を行う事が重要です。
機能的マウスピース型矯正「プレオルソ」による悪習癖改善と適切な筋肉のトレーニング
歯の位置は舌が歯を内側から押す力と、唇や頬が外側から押す力がつり合う所で決まると言われています。つまり、舌の力が強ければ歯は外側に、唇の力が強ければ内側に歯は動いていきます。
当院では「プレオルソ」という柔らかいシリコン製のマウスピースを用いた小児矯正を行なっています。
プレオルソを装着する事により、口呼吸、舌突出癖などの悪習癖の改善が見込まれ、口の周りの筋肉のバランスを整える事が可能です。
適切に口腔の発育を促し、永久歯が生えてくる土台を作ることを目的としています。
子供の時期に矯正する大きなメリットは体の成長に寄り添える事です。乳歯から永久歯に生え変わるタイミングは顎の骨が成長過程にあり、骨が柔らかいので顎のバランスを整えやすく永久歯が綺麗に生えるスペースを確保しやすいのが特徴です。
そして、悪習癖や筋肉のバランスを子供の時期にしっかりと改善する事によって長期的に綺麗な歯並びを維持しやすくなります。
インビザライン・ファーストでさらに綺麗な歯並びに
悪習癖などが改善する事ができたら、インビザライン・ファーストによる歯列矯正でよりさらに綺麗な歯並びにする事が可能になります。
透明なマウスピースを装着する事で歯を動かす矯正法で、目立たず矯正治療を行う事ができ、ワイヤー矯正よりも違和感や痛みが少なく、食事や歯磨きの時に外すことができるのがメリットです。
虫歯の予防や歯並び治療により、お子様の将来のために良い口腔内の状態に導いていく事を心掛けながら、お子様の治療に当たっていきたいと思っています。