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歯を失った部位に再び歯を作る方法として、ブリッジ、入れ歯、インプラントという選択肢はあります。 インプラントの場合、ブリッジに比べ周囲の歯を削る事なく歯を作る事ができる点、入れ歯に比べ付け外しの煩わしさがなく、強い力で食べ物を噛める点で利点の多い治療法と言えます。 しかしチタン製のインプラントを顎骨に埋める外科手術が必要になりますので、術前のしっかりとした診査、歯科医師側の熟練度が要求される治療でもあります。IM’s Dental Clinic院長今枝はインプラント施術の経験が約20年、自院や他院での手術を含めると2023年の実績約180〜200本のオペ件数を行っています。 当院では術前にCT撮影を行い、3次元的に骨の形態を診査し、患者様の健康状態も把握した上で安全にインプラント治療が行えるような配慮をしております。 また使用するインプラントも非常に多くのメーカーが世界中に存在し、それぞれメーカーの長期的な信頼性も異なります。当院ではスイスのStraumann社製のインプラントのみを使用しています。
世界中に非常に多くのインプラントメーカーが存在し、その中には長期的な臨床データが取れていないメーカーもあります。
Straumann社はインプラントメーカーとしての歴史も非常に長く、世界シェアトップクラスのメーカーです。
これは良質なインプラントが長く世界中で信頼されている証しであると言えます。
数十年もの間、口腔内で機能し続けるためには、より信頼性の高いインプラントメーカーを選ぶべきと考えています。
インプラント治療には、ブリッジや入れ歯にはないメリットが多くありますが、患者様が考慮すべき注意点もあります。外科手術が必要である事、自由診療のため費用がかかる事、治療期間が長い事、全身状態や骨の形態によってはインプラント治療が受けられない場合がある事などが挙げられます。
これらを考慮した上で、インプラント治療を行うかを歯科医師と相談しながら判断しましょう。
顎の骨の成長が終わっていない10代の年齢でインプラント治療は行う事はありません。その場合は顎の成長が終わってからインプラント治療を行います。
ご高齢の患者様に関して年齢制限はありませんが、全身状態、服薬状況、顎骨の形態を考慮してインプラント治療が可能かどうかを判断することになります。
顎骨にチタン製のネジを入れるので、非常に怖いイメージがあるかと思いますが、術中は麻酔(歯科治療で使う麻酔と同じ)が効いていますので痛みを感じることはありません。また手術時間も入れるインプラントの本数にもよりますが1本から3本程度のインプラント手術ならば手術自体は約15〜20分程度です。 手術後に麻酔が切れると痛みが出ますが、処方される鎮痛剤を服用することで十分に抑えることができます。
当院のインプラント治療は、CT検査代が1万円、インプラントを入れる手術が22万円、アバットメントと呼ばれる土台が3万3千円、アバットメントに被せる人工歯が16万5千円です(税込)。顎骨が薄い場合に行う骨造成治療などを行う場合はまた別途費用が必要です。
より良い品質のインプラントをできるだけ多くの方に受けていただきたいため、Straumann社のインプラントを使用している歯科医院では相場よりも抑えた金額設定になっています。
現在一般的に使われているチタン製のインプラントは約50年前から使用されており、Straumann社製のインプラントはその臨床データもしっかりしています。適切な形態の顎骨に入れられたインプラントで、適切なセルフケアと定期的なメンテナンスを行えば、長期に機能することが証明されています。
しかし、治療後のメンテナンスを十分に行わなければ、インプラント周囲炎などのトラブルが発生する事があります。虫歯や歯周病の予防ためだけでなく、インプラントも定期的なメンテナンスを行うことが重要です。
インプラント治療にかかる期間は、骨造成治療を行うような複雑な症例でない場合2〜4ヶ月程度です。
オペから人工歯装着まで、最短4回です。